こんにちは!ゆうたです。
民間の資格より国家資格を目指すことをおすすめしている筆者な訳ですが、では約200種類以上ある国家資格の中で、どの資格が取得を目指して損が無いかを個人的な見解で6つくらい選んでみました。
特に学生の方は社会人に比べて時間があるので、ある程度難しい国家資格でも取り組み次第で取れるチャンスはあると思います。
おすすめの資格を6つ選んでみましたが就職するにしても、独立するにしても役に立つ可能性は秘めています。
ここで興味を持たれたのなら、この先を読み目指す国家資格を決める参考の一つにして見てください。
✔お金のことならファイナンシャルプランナー
正式な呼び名はファイナンシャルプランニング技能士(FP)と呼ばれていて、ファイナンシャルプランナーが民間ではなく国家資格だと調べてみて初めて知りました。
そして、下に表にこの資格の要点をまとめてみました。
難易度 | 3級:超簡単 2級:簡単 1級:普通 |
受験資格 | 3級:特になし ※以降は3級や2級の合格者など |
活かせる業種 | 保険・証券・銀行・不動産関係・税務会計など |
受験料 | 3級:6000円 2級:8700円 1級:約3万円 |
オススメレベル | ★★★ |
ホームページ | http://www.jafp.or.jp/exam/ |
お金関係を取り扱う方向に興味があったり、学生ならその方向に進んでいきたい方にはオススメな資格だと思います。
この資格を目指すことである程度はお金の仕組みを理解することが出来るので職に活かさなくても、あなたの実生活に役に立つはずです。
資格は取るのはいきなり2級からではなく、3級からスタートすることになっていますが、表にもある通り、それほど難しくないようなので、ある程度勉強すれば取れると思います。
それに受験料が6000円ということで、国家資格の中では安い値段だとは思いますが、一発で合格して2級を目指すことをオススメしたいです。
それに1級まで到達すれば学生の場合、金融関係への就職に一歩リードすることになります。
金融関係を目指す人には欠かせない資格でしょう。
✔IT関係を目指すならまずITパスポート
この資格はIT系を目指したい人なら取っておきたい資格の一つになると思います。
合格するとIT系の最低限の知識は理解しているということになるのでこれからIT時代において就職するにしても持っていて損になることはないでしょう。
難易度 | 簡単 |
合格率 | 約48% |
受験資格 | 無し |
活かせる業種 | PCやインターネットを利用する業種 |
日程 | 随時 |
受験料 | 5700円 |
オススメレベル | ★★★ |
ホームページ | https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/index.html |
難易度は国家資格の中では簡単と位置付けられていますが、合格率を見れば半分近くの確立です。
ということは簡単と言ってもそれなりの取り組みが必要になります。もしかしたらテキストを買って独学は厳しいかもしれません。
独学に自信のない方はオンライン講座か通学講座の方が確実に合格に近づける可能性は高いでしょう。
筆者的には難しい資格に感じますが、取得することであなたの将来の可能性が広がると思います。
✔役所の申請書類関わる行政書士
行政書士。それは役所に申請する書類を代理で作成し、申請することが出来る国家資格です。
お役所には毎日、何かしらの手続きの為、書類が提出されています。個人の書類から企業の書類まで簡単に作成できるものまであれば専門の知識な無ければ書類作成が困難なものもあります。
簡単であれば個人や企業単位で作成すれば良いですが、そうでない書類は時間が掛かってしまう場合があるのです。
そこで、『行政書士』と呼ばれる人たちの出番になります。下の表を見て頂くとこの資格の価値がわかるかと思います。
難易度 | 難関 |
合格率 | 約10% |
受験資格 | 無し |
日程 | 年1回 |
試験内容 | 筆記試験(択一式及び記述式) ・憲法 ・政治 ・文章理解 ・行政法 ・経済 ・民法 ・社会 ・商法 ・情報通信 ・基礎法学 ・個人情報保護 |
将来の展望 | 行政書士事務所勤務、法律事務所、開業独立 |
受験料 | 7000円 |
オススメレベル | ★★☆ |
ホームページ | https://gyosei-shiken.or.jp/ |
難易度は高く、受けるのは無謀だと考えてしまうでしょう。しかし、そういう資格ほど希少性があり価値は高いのです。
とは言っても試験内容を見れば気が遠くなりそうな分量だと筆者は感じてしまいます。勉強時間も一年くらいは覚悟しないといけません。それを考えると学生は大人に比べると時間的有利があります。
試験は年一回なので資格を取るまでに時間が掛かることになると思いますが、合格を勝ち取れば、その後あなたにとって行動次第によっては有利に働くことはずです。
行政書士の需要はよっぽどハイテク化しない限り、上がることはなくても下がることは無いと思います。行政書士の事務所で従業員で安定を求めるのも良し、さらなる可能性を広げるなら難しさはありますが独立するもの良し、この資格は両方の選択肢はあります。
試験内容を見て、自信を持ったならチャレンジするのも良いかもしれません。学生の人は特におすすめしたいですね。
✔労働者の社会保障に関わる社労士
社労士とは社会保険労務士のことを言います。あなたは見たことがないでしょうか?
街中を歩いていると時々、○○社会保険事務所などという看板を目にすることがあるかと思います。これは社労士さんが独立開業し事務所を構えているわけです。
社労士さんは名前の通り労働者の社会保険を取り扱う業務を中心に行っています。その他にもありますが、それは下の表を見て頂ければわかると思います。
難易度 | 難関 |
合格率 | 7% |
受験資格 | 有 |
日程 | 年一回 |
試験内容 | ・労働基準法及び労働安全衛生法 ・労働者災害補償保険法 (労働保険の保険料の徴収等に関する法律を含む。) ・雇用保険法 (労働保険の保険料の徴収等に関する法律を含む。) ・労務管理その他の労働に関する一般常識 ・社会保険に関する一般常識 ・健康保険法 ・厚生年金保険法 ・国民年金法 |
将来の展望 | 企業内社労士、開業社労士 |
受験料 | 9000円 |
オススメレベル | ★★☆ |
ホームページ | http://www.sharosi-siken.or.jp/ |
世の中を支えている労働者のこと関わるのでやりがいは十分にありますし、今後の需要については労働者がいなくならない限り無くなることは無いでしょう。
そして、報酬面で言えば、安定した金額を求めるなら企業に所属するか、不安定になってもそれ以上を求めるなら独立開業をするかで大きく変わってきます。しかし、それまでにこの資格を取るまでが難関になります。
合格率を見れば先ほど紹介した行政書士より確率が低いのです。さらに受験資格も発生してくるのです。この点で言えば大学卒業している人や大学生でも62単位以上を修得している人は有利になります。
この合格率をみて、無理だと思う方もいるかと思います。
しかし、無理と思う資格ほど資格的価値は高いのです。もちろん、試験範囲をカバーするのに一年近くの勉強を必要になりますし、それに一発合格するのも難しい。
不合格になればまた一年持ち越しとなる。それを考えれば普通はこの資格にこだわる理由はありません。たぶん、筆者もやろうとは思わないでしょう。
それでも、社労士になりたいと強い意志で目指した方々が社労士になっているはずです。あなたにそれでもという強い意志があるなら目指すことをオススメしたいです。
✔法人や個人の税申告を代行する税理士
税理士は法人や個人に代わって税金を申告する為の書類を作成したり、税務署へ申告を代行出来る資格です。毎年三月になると確定申告という言葉を耳にしますが、それをしています。
法人や個人単位でも申告は出来ますが、税金の申告は法律で細かく決まっているので、詳しい知識が無いとミスしたり、税務署から指摘を受ける場合があります。
それだと法人や個人は手間を取られてしまうので、そこで税理士に依頼し、申告漏れがないように確実にするのです。
法人や個人事業者が増えれば税理士は必要とされます。下の表を見ても国家資格の中でもトップクラスの難易度なのでいきなり税理士というわけにはいかないのでまずは日商簿記3級からスタートしたほうがいいです。
難易度 | 超難関 |
合格率 | 約18% |
受験資格 | 有 |
日程 | 年一回 |
試験内容 | 会計学 ・簿記論 ・財務諸表論 税法 ・所得税法 ・法人税法 ・相続税法 ・消費税法または酒税法 ・国税徴収法 ・住民税または事業税 ・固定資産税 ※会計学から2科目、税法から3科目選択し全て合格し資格取得となる。 |
将来の展望 | 税務事務所、会計事務所、開業税理士 |
受験料 | 最高7500円 |
オススメレベル | ★☆☆ |
ホームページ | https://www.nta.go.jp/taxes/zeirishi/zeirishishiken/zeirishi.htm |
簿記の資格は当然税理士試験の内容の一部なので、簿記3級を受験して合格出来る見込みのない結果であればきっぱりと諦めることだと思います。
しかし、簿記3級や2級とスムーズに合格していけるのなら、目指せる可能性はあるでしょう。
そもそも税理士の資格は基本として日商簿記1級に合格してないと受けられません。その他にも受験資格はありますが、簿記1級レベルに到達している人が税理士になれる見込みがあるということです。
合格率が先ほど紹介した行政書士や社労士より高いのは簿記1級レベルの人が受験しているから確率が上がっているわけです。税理士を受ける前に簿記一級を目指さなければなりません。
この点を考えると、先ほどの2つの資格よりオススメレベルが低くしています。筆者としては簿記3級から受け税理士への適性を見極めることをオススメします。
結局の所、結論は?
・自分の力を発揮出来る資格を選ぶ。 ・難易度の高い資格は独学では厳しいかも。 ・学生は資格の勉強にコミットしやすい。 |
最後まで読んで頂きありがとうございました!